水素水と一般の抗酸化物質との違い

水素水は非常に強力な抗酸化物質で、老化や病気の原因となる活性酸素を無害化する働きがあると説明しました。
(参照「水素水の効果とは」)

活性酸素にはいくつかの種類があり、細胞の老化や癌を発生させる「悪玉活性酸素」だけでなく、
体に有用な働きをする「善玉活性酸素」もあります。

活性酸素の種類と効能
(図:活性酸素の種類と効能)

上手に示すように、活性酸素の中には免疫作用に重要な働きをする善玉活性酸素もあります。

人間には体内に入ってきた異物(微生物)を排除する好中球やマクロファージがありますが、異物の分解に善玉活性酸素を利用しています。

一方、正常な細胞を傷付け、癌を増加させたり、シミ、しわの原因となるメラニンを増加させる悪玉活性酸素もあります。

人間の体に良い働きもする「活性酸素」ですが、やはり増えすぎると問題が発生するので、活性酸素を無害化する抗酸化酵素(SODなど)が体の各組織に存在しています。

また、食事などから取り入れられる抗酸化物質としてビタミンC、ビタミンE、ベータ・カロチン、ビタミンAなどがあります。

これら抗酸化物質は悪玉だけでなく善玉の活性酸素も取り除くものがあり、摂取するときは推奨量を守った方が良いですね。

一方、水素は悪玉活性酸素だけを消し去る作用があり、デメリットは見あたりません

水素水は体を守るためにも積極的に取り入れたいですね。